Nulab Flowbaseのワークフローで差し戻しをする
Nulab Flowbaseでは、ワークフローの途中で修正が必要になったときに、前のステップへ差し戻せます。このページでは、差し戻しの設定から、差し戻されたタスクを進めるまでの流れを説明します。
目次
・差し戻す
差し戻しは、あらかじめ指定した前のステップに戻す機能です。戻り先は、ワークフローの作成時に指定します。
差し戻しは、条件分岐と組み合わせて使用します。例えば、以下のような流れを作れます。
1. 申請者が申請内容を入力します
2. 上長が内容を確認します
3. 不備があれば、上長が理由を添えて入力のステップへ差し戻します
4. 申請者が内容を修正します
5. 上長が再度確認し、問題がなければ次の処理へ進みます
差し戻すと、戻り先から差し戻しまでの範囲をやり直せます。範囲内に別の条件分岐がある場合は、条件分岐の判断もやり直せます。再実行時には、前回の入力内容が初期値として表示されます。差し戻しの経緯は、履歴に残ります。
途中終了との使い分け
前のステップからやり直す場合は、差し戻しを使用します。ワークフローをその時点で終わらせる場合は、途中終了を使用します。途中終了については、Nulab Flowbaseのアクティビティと分岐の種類 > 途中終了を参照してください。
差し戻しは、条件分岐の設定で有効にします。条件分岐の追加方法は、Nulab Flowbaseのアクティビティと分岐の種類 > 分岐の種類を参照してください。
差し戻しを設定する手順を説明します。
1. ワークフローに、承認や確認の判断に使用する条件分岐を配置します
2. 条件分岐をクリックします
3. 設定パネルで、「差し戻し」を有効にします

4. 「戻り先」に、やり直してほしいアクティビティまたは条件分岐を1つ指定します
5. 設定内容を確認し、ワークフローを有効にします
戻り先に指定できるステップ
戻り先には、差し戻しを設定した条件分岐に到達するまでに必ず通る前のステップを指定します。アクティビティと条件分岐のどちらも指定できます。
例えば、「入力」→「条件分岐(A/B)」→「確認」の順に進むワークフローで、「確認」の結果で差し戻す場合は、以下のとおりです。
「入力」と「条件分岐」:必ず通るため、戻り先に指定できます
「A」と「B」:どちらか一方しか通らないため、戻り先に指定できません
並列分岐を使用している場合の注意点
並列分岐のルート内には、差し戻しを配置できません。また、並列分岐のルート内のステップも、戻り先に指定できません。
Backlogアクティビティを差し戻す場合の注意点
差し戻す範囲にBacklogアクティビティが含まれる場合は、Backlogアクティビティが再度実行され、新しいBacklog課題が作成されます。元の課題は再利用されず、「状態」も自動では変更されません。元の課題が不要な場合は、「対応理由」で「無効」を選択して、「状態」を「完了」にしてください。または、課題を削除してください。課題を削除する方法は、課題の削除を参照してください。
新しい課題と元の課題には、以下のリンクが残ります。
新しい課題の本文:元の課題へのリンク
元の課題のコメント:新しい課題へのリンク
差し戻しは、差し戻しを有効にした条件分岐の「担当者」が行います。
差し戻す手順を説明します。
1. 「自分のタスク」で、確認するタスクを開きます
2. 「条件」で「差し戻し」を選択します

3. 差し戻しの理由を入力します
4. 「差し戻し」をクリックします
差し戻されたタスクを進める手順を説明します。
1. 「自分のタスク」で、差し戻されたタスクを開きます
2. 差し戻しの理由を確認して、タスクを進めます

修正後、差し戻し元のステップまで再度ワークフローが進みます。差し戻した「担当者」は、修正された内容を再度確認します。